2013年4月4日木曜日

AZ-EQ6 ファーストライト

 昨夜の雨上がり、久しぶりの星空です。
都心の夜景は輝いて大変美しいのですが、この方面での天体撮影はできません。

 


 そして、意を決してAZ-EQ6のファーストライトを慣行、我が家の狭い都心方面とは反対側のベランダに2台の赤道儀を窮屈に配置した。初めてのSYNSCANによるアライメントの操作・・わくわく、・・が、2スターアライメントを実施するもセカンドアライメント星が視野に入らない!諦めて1スターアライメントを実施してみると50mmx8倍のファインダーに辛うじて入っている。方向キーでセンターに合わせから別の星を導入するもまたファインダーの端、設置がダメだ!しかたがないので、南と西の星でラフに極軸調整して撮影開始、撮れた10枚の画像は安定している。
(ラフな調整でも400mm望遠1分露光なので等倍拡大しなければ流れはみえてこない)

ISO800x60秒x10枚 コンポジット
Photoshop CS5にてレベル&トーンカーブ補正
トリミング有り

 南東の視野にSpicaが入って来たので2点アライメントに再挑戦、1stにSpicaと2ndにAlphardを選択してアライメントを行うもアライメント出来ているように思えない、やはり設置が悪すぎるのだろう。
いろいろと試みたが視野が狭い自宅の南西向きベランダと明るい星空ではSYNSCANのアライメント操作は簡単には出来そうに無い。SYNSCAN経由のPC(NEXUS7)制御ではSYNSCANの単体アライメントが前提なので2/3スターアライメントが出来なければ設置時の高精度な極軸調整が必須となる・・やっぱし楽はさせてくれない、星の名も覚えていない自分にはEQDIRECTでのPC制御が必要なのかもしれない。何にしてもすばやい極軸調整設置能力が必要だ!


BORG77EDⅡとAZ-EQ6
(包帯&フード延長は冬場仕様で結露対策です)


 さて、今日のファーストライトで2点問題点が出てきた。

 ① 高度調整ノブがカメラとぶつかる。
   縦構図でKISS-X2の小型ボディでもぶつかった。
   避けるには前後バランスを崩す方法もあるがガイド撮影の場合は影響しそうだ。
   プレート搭載ではニュートンが脚にぶつかりそうだし。アリミゾ2段化?

DECバランスポイントで高度調整ネジ(ノブ)とカメラがぶつかる。
さて、どうしたものか???

   
 ② 5kgのウェイトだと軽量望遠鏡でバランスが取れない場合が予想される。(今回ギリギリだった)
   (ウェイト軸用クランプノブがでっぱって止まるのでウェイトがぶつかって損してる)
   軽いウェイトを準備する必要がありそうだ。


些細なことだがチョット損してる


 そして前回も記載したが、RAのクランプ力が弱いので設置調整時の力の入れ具合や狭いベランダでの体とのちょっとしたブツカリで微妙に動いてしまう。力一杯絞めるのも機材に悪そうなので最新の注意が必要だ。


RAクランプ力の確認方法
上記のアンバランス状態でホールド限界か?
もっと強くクランプを絞めて良いのか分からないので無理はしない。
因みに、GP赤道儀の場合同じウェイトで300mmでもホールドした。

ガイド撮影の搭載状況を追加確認
DECバランスを取る時はこの姿勢でウェイトを左一杯にしておかないと
RAがスベッって調整が難しい・・クランプ機構大丈夫かな?


新しい機材を使いこなすのにはまだまだ時間が掛かりそうだ。


2 件のコメント:

  1. 初めまして、Hyksinと申します。
    AZ EQ6 GOTOのことを探していたらここにたどり着きました。

    自分もこの機材が気になっています。
    ぜひ追尾精度などのレビューをお待ちしております!

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  2. Hyksinさん こんばんは

     このブログで初めてのコメントありがとうございます。
    まだ、追尾精度をうんぬんできるだけ計測知識がないのですが出来るところからレポートしてみたいと思います。なかなか晴れないのが困りものです。
     なお、下記のYahooグループで精度例が1件報告されています。
    http://groups.yahoo.co.jp/group/AZEQ6/

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