2013年5月25日土曜日

AZ-EQ6のチェック

RA軸のバックラッシュ調整を行おうと先人たちのEQ6Proの分解を勉強しながらまずは構造勉強・・・のつもりが、ふと見たらアリミゾ台座の平行度が出てない!

台座と本体の隙間の間隔のズレが大きい。これが先日経緯台モードで左右の望遠鏡の向きが合わない(望遠鏡の平行度を水準器で調べてもそれほどずれているように思えなかった)原因ではないのか?・・と台座の分解を始めた。

これはひどい、台座固定ネジを緩めて台座を本体に押しつけてもぐらついて固定ポイントが定まらず台座と本体がスッキリ勘合しない。そこで、まずは色々と眺めてみたのが以下の写真。

固定ネジで大きくキズ付いた台座部分を見るに何て作りだ!! これでは安易に調整できない。
・・・今回は締めのバランスだけを気を付けてそーと締め直して調整はあきらめた。あ~あ。

エンコーダ基板だった

アリミゾ台座部分を外してみると
本体側基準面は・・一番上部分なら相手は塗装面?
どことなく平行度がでていないように思え
水準器を当ててみたが分からない
(手の感覚だと一部に膨らみを感じる)

アリミゾ台座
外して逆さまに置いた状態
塗装面が基準面だと塗装ムラが・・
塗装面に近いテーパ部分が基準面か?
このテーパ部分の精度は悪そうである

アリミゾ台座の固定ネジの跡(大きくキズついて抉れている)
さて何処が基準面なんだろう?
ネジ部分はテーパーになって抜け防止のようだが
以下のネジでは何の意味も無く単に傷つけて締めているだけ

アリミゾ台座固定ネジ(3か所)

ネジの先端はガリガリ
本格的調整にはチョーク塗布とかマジック等で線を付けての勘合具合調査が必要のようだ。


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